食品開発展2012 - 食品の機能性と安全性情報を一堂に! 2012年10月3日・4日・5日 東京ビッグサイト 西1、2ホール&アトリウム
 

2011結果報告

記念セミナープログラム

10月5日(水)
A. 注目の食品研究
A
10:30 ~ 17:00
注目の食品研究 (A1~A4通し)
A1
10:30 ~ 11:50
食品機能研究から見た「トクホ制度」 ―トクホは何を目指すのか?
城西大学大学院 薬学研究科 機能性食品科学講座
教授 和田 政裕
トクホに対する期待は最近低迷していると言われるが、コーデックスでの「健康強調表示の科学的根拠に関する国際規格」を受容する方向へと総論的には進んでおり、国際的に強化されているといえよう。今回は、食品機能研究から見た「トクホ」の問題点とあるべき方向性を考察するとともに、科学的根拠を導き出すための迅速、高効率な機能性・安全性評価の試みについて紹介したい。
A2
12:40 ~ 14:00
ミトコンドリアから診た次世代機能性食品の開発
宮城大学 副学長(震災復興担当) 大阪市立大学 脳科学講座
教授 井上 正康
巷では「若さと健康長寿を目指す抗酸化信仰とアンチエイジング法」が注目されているが、現実には『ダイエット頑張ってやるからリバウンド』なるサラ川に翻弄され、長い要介護期間を経て亡くなる方が少なくない。本講演では、進化生物学的エネルギー論から生老病死と食の本質を論じる。
A3
14:10 ~ 15:30
コラーゲンペプチドの生理機能とメカニズムの解明
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 応用生命科学専攻
教授 佐藤 健司
コラーゲンペプチドの摂取により皮膚や関節の状態の改善が報告されている。コラーゲンペプチドの摂取後のヒト末梢血中にPro-Hyp, Hyp-Glyなどの線維芽細胞の増殖促進、ヒアルロン酸の合成促進作用を持つペプチドが見いだされた。注目のコラーゲンペプチドの生理活性を裏づける研究を紹介する。
A4
15:40 ~ 17:00
災害時の栄養食品とその活用法を考える
せんぽ東京高輪病院
足立 香代子
予期しない災害により、被災2ヶ月後でも栄養バランスが整わない現場が多く見られ、サプリメント、栄養補助食品はあるが使い方が分らないなど多くの問題が見えてきた。さらに被災現場ではどのような製品形態、包装形態が望ましいか、今一度災害時の食品とその活用を考えることが必要であることがわかった。
B. 食品工場の衛生対策の総点検
B
10:30 ~ 17:00
食品工場の衛生対策の総点検(B1~B4通し)
B1
10:30 ~ 11:50
最近のカビ汚染事故とカビ毒規制を巡る動向
NPO法人 カビ相談センター
理事長 高鳥 浩介
カビによる食品汚染事例は、時代とともにその事例の様相が大きく変化しつつある。それは食品原料、製造環境、管理方法、流通といった様々な要因が関わっている。汚染事例は製造する側、消費する側にとって大きな負のインパクトを与える。最近の事例をまとめ、またカビ毒の規制で変化があった点を併せて紹介する。
B2
12:40 ~ 14:00
食品の放射能汚染の今後の問題点と測定法について
(独) 農研機構 食品総合研究所
食品安全研究領域長 川本 伸一
食品の放射能汚染は、当初の葉もの野菜類から、水産品、さらに肉類へと広がりを見せている。汚染核種は、当初問題となった半減期の短い(8日)ヨウ素-131から、中長期的に問題となる半減期の長い放射性セシウムに移行している。風評をなくすためにも、きちんとした測定で安全を確保していかなければならない。放射能汚染の今後の問題点と測定で注意すべき点などについて言及する。
B3
14:10 ~ 15:30
最近の食中毒事故の検証と衛生対策の見直し
(財)東京顕微鏡院
理事 伊藤 武
国内における食中毒の発生は各種の対策の推進により減少傾向ではあるが、最近、ユッケによる腸管出血性大腸菌O111食中毒や学校給食による大規模なサルモネラ食中毒発生などが認められ、これまでの衛生対策の見直しが急務である。また、ドイツなどEU諸国を中心に新たな病原因子を獲得した腸管出血性大腸菌O104食中毒が広がっている。今後の流行拡大も心配されており、これらについて言及する。
B4
15:40 ~ 17:00
わかり易い期限表示と期限表示のための試験法
(財) 食品分析開発センター SUNATEC コンサルティング室 
室長 辻 裕文
商品の賞味期限または消費期限を設定する際には、ガイドラインに基づき対象商品の特性を加味した試験項目を選択する必要がある。商品の安全や商品価値(品質)の確保のために、どのように試験を選択し実施していくか事例を交えて紹介する。
C. 機能性食品の有用性探索の道しるべ
C
11:00 ~ 16:50
TTCセミナー 機能性食品の有用性探索の道しるべ
11:00-12:00
インフルエンザ:感染応答と新しい防御法
国立感染症研究所 感染病理部 部長 長谷川 秀樹
インフルエンザは呼吸器の疾患ではあるが、その防御機構には呼吸器だけではなく
腸管も含めた粘膜免疫が大きな働きをしている事がわかってきた。粘膜免疫を応用した次世代ワクチンや食品での感染防御の可能性について紹介する。

12:20-13:00
進化する韓国トクホ最新レポート (ランチョンセミナー)
(株)TTC代表取締役社長 東京大学大学院 医学系研究科 非常勤講師 山本 哲郎
韓国トクホは、審査を行っているKFDA(韓国食品医薬品安全庁)の積極的な支援で新しい保健の用途や品目など急激な伸びを見せ魅力的な市場に発展している。これらの現状について述べる。

13:30-14:30
糖化とは何か:食品素材を用いた抗糖化とその応用
日本女子大学 家政学部 食物学科生化学・食品機能科学 講師 永井 竜児
グルコースに代表される還元糖は生体にとって必須のエネルギー源であるが、時間に伴って生体蛋白と確実に縮合反応(糖化)を起こし、蛋白の不可逆的な変性を招く。糖化の機構や食品素材を用いた抑制法を紹介する。

14:40-15:40
食品の機能性発現において腸管が果たす役割
東京大学大学院 農学生命科学研究科 応用生命化学専攻 教授 清水 誠
経口摂取した食品が生体調節機能を示す上で、腸管での吸収・代謝が及ぼす影響は大きい。一方で、腸管での吸収・代謝は食品の影響を受ける。食品成分と腸管の相互作用の解析は機能性を理解する上で重要である。

15:50-16:50
幹細胞をターゲットにした再生美容
藤田保健衛生大学 医学部 応用細胞再生医学講座 教授 赤松 浩彦
近年、世界的に幹細胞研究が急速に進歩している。我々は幹細胞研究を美容と健康のために応用すべく研究開発を進めてきた。本講演では、幹細胞をターゲットにした再生美容の可能性とこれまでの展開について報告する。
10月6日(木)
D. 食成分によるロコモ対策
D
10:20 ~ 17:00
食成分によるロコモ対策 (D1~D4通し)
本格的な高齢化社会を迎え、今最も注目されているのが、変形性関節症や骨粗鬆症、筋肉の減少など加齢による運動機能低下を予防するための「ロコモ対策食品」である。本講座では、関節、骨、筋肉の機能維持のための食成分と機能性について最新のエビデンスを集めた。
D1
10:20 ~ 11:40
アミノ酸による筋肉の維持向上
味の素(株) イノベーション研究所
小林 久峰
加齢に伴い筋肉は減少し、運動機能低下を引き起こす。このサルコペニアは筋タンパク質合成量が分解量を下回ることによって生じるが、ある種のアミノ酸は筋タンパク質合成を効率的に促進することが解明されている。本講座ではサルコペニアのメカニズムとアミノ酸の作用に触れ、これからの筋肉維持のための食品開発に言及する。
D2
12:40 ~ 14:00
関節疾患の改善を希求する機能性素材の効果
東京農工大学 農学部 硬蛋白質利用研究施設
准教授 野村 義宏
変形性関節症(OA)は、国内で700万人が罹患している。一般的な治療は運動療法であるが、グルコサミン、コンドロイチン硫酸などがOAに効果を示す薬や機能性食品として市販されている。本講演では、これら素材の特徴と機能について解説する。
D3
14:10 ~ 15:30
今注目されるビタミンDと運動能力の維持機能
(独)国立長寿医療研究センター
所長 鈴木 隆雄
最近、高齢者における身体機能の維持や運動能力の維持に関して血中のビタミンD濃度が重要な働きを持っていることが明らかになってきた。特に高齢者に多い転倒・骨折あるいは筋肉量減少症などに関して、ビタミンDの関与が確認され、血中のビタミンD濃度低下者に対するサプリメントによる補給によって転倒発生割合の低下や、転倒関連運動機能の改善などが報告されている。本講演では特に高齢期の生活に欠かすことのできないビタミンDの意義について述べる。
D4
15:40 ~ 17:00
骨粗鬆症・骨折予防におけるビタミンD、Kの重要性~新規栄養評価法の開発と応用
神戸薬科大学 薬学部
津川 尚子
ビタミンD不足が国内外を問わず高頻度に存在し、その長期曝露は骨に悪影響を与える。ビタミンKも骨質維持に重要だが、骨の健康に必要な量は明らかでない。本講演では、骨におけるVD・VK栄養状態の新規評価法と、骨密度・骨折との関係および必要量に関する国内外の情報を紹介する。
E. 食品安全マネジメントシステムの今後
E
10:30 ~ 13:50
食品安全マネジメントシステムの今後
ISO22000は食品の安全マネジメントシステムとして日本でも着実に認証件数を増やしているが、ここにきてグローバルな食品流通・小売・メーカーで運営されるGFSIのベンチマーク規格であるFSSC22000の認証をコカ・コーラグループが宣言、サプライヤーへの認証要請を機に一挙にGFSIベンチマーク規格の認証取得の動きが加速化している。本講座ではISO22000認証取得企業やこれからの認証を目指す企業向けにGFSI承認規格の概要と代表的企業の安全・品質管理の体制とサプライヤーに求めるシステムについてきく。

10:30-11:30
ISO22000、HACCPからGFSI承認規格へ―自社に適した安全システムをどう選ぶか
テュフズードジャパン (株) 向井 正弘

11:30-12:20
コカ・コーラにおける品質管理体制とサプライヤーに求める安全管理システム
日本コカ・コーラ(株) 技術・サプライチェーン本部 クオリティーガバナンス
グループマネジャー 米澤 由浩

コカ・コーラ イーストジャパン プロダクツ(株)
品質保証部マネージャー 小倉 修史


13:00-13:50
イオンにおける品質管理体制とサプライヤーに求める安全管理
イオン(株) 商品改革マネージャー 篠原 雅義
F. 分析法をめぐる話題
F
14:10 ~ 17:00
分析法をめぐる話題 (F1,F2通し)
F1
14:10 ~ 15:30
抗酸化力測定の分析法(DPPH・ORAC・ESR)による違いと抗酸化力による野菜の訴求
デザイナーフーズ(株)
代表取締役社長 丹羽 真清
人の老化を防ぐための抗酸化の力を持つ食品、野菜を中心に分析し10年に亘って抗酸化研究を行ってきた。分析方法をDPPH・ORAC・ESRに絞り、同じ試料をこの3つの方法で分析し抗酸化性(機能性)で野菜の訴求を行っている試みを紹介する。
F2
15:40 ~ 17:00
最近の加工食品のトランス脂肪酸含有量と分析法
(財)日本食品油脂検査協会
理事長 丸山 武紀
トランス脂肪酸を多く含む食品は部分水素添加油を使用した加工食品である。しかし、加工油脂メーカーの努力により、その含有量は急激に減少してきている。トランス脂肪酸の分析はAOAC996.06およびAOCS Ce 1h-05が広く使用されている。そこで、本セミナーではわが国の加工食品に含まれているトランス脂肪酸量の現状とGCによる分析法について解説する。
G. 海外の機能性食品
G1
10:30 ~ 11:50
カナダで開発された食品分野の新素材と研究の可能性
オンタリオ州果物・野菜生産者協会
副会長 Dr.John Kelly
カナダでは近年、産学官連携による健康食品、機能性食品などの開発・研究が活発になってきている。最新のカナダ食品分野における新素材の開発及び研究の可能性について紹介する。
G2
12:40 ~ 14:00
大改正される中国保健食品制度の全貌と今後の展望
上海潤東バイオテクジャパン(株)
代表取締役  陳  建君
中国版トクホといわれる保健食品制度が2005年以来、7年ぶりに大改正され、早ければ年内にも施行される。許可されているヘルスクレームは現行の27種類から18種類となるほか、許可申請時に必要な試験内容や評価法も大幅に変更される。今回の制度改正のポイントと保健食品市場に及ぼす影響および将来展望を紹介する。
G3
10:30 ~ 12:00
食品及びGRAS原料承認に関する最新の状況および新しいFDAガイダンスの影響
スフェリックス社
CEO&COO クレア・クルーガー博士
新規の食品や食品素材の米国市場での販売に必要となるGRAS承認制度の新しく出されたガイダンスと現在進められている見直しのポイントについて解説する。
H. アンチエイジング食品の開発
H
14:10 ~ 17:00
アンチエイジング食品の開発 (H1,H2通し)
H1
14:10 ~ 15:30
抗糖化研究からみえてくる食によるアンチエイジング
同志社大学大学院 生命医科学研究科 アンチエイジングリサーチセンター
教授 米井 嘉一
アンチエイジングで重要なのは酸化ストレスなどの老化危険因子を制御することである。食後血糖を上げない食べ方、インスリン抵抗性を保つ方法、低GI 食、抗糖化物質の利用といった様々な抗糖化研究を紹介する。
H2
15:40 ~ 17:00
大規模介入研究にもとづいた「シニアのアンチエイジングのための食生活指針」
人間総合科学大学 人間科学部
教授 熊谷 修
シニア世代の健康問題の本質は“老化”そのものである。老化速度を規定する要因の中で体の栄養状態の寄与度はきわめて大きい。20年あまりを費やした大規模介入研究にもとづいたアンチエイジングのための栄養手段の全容を紹介する。
10月7日(金)
I. これからの食マーケティング
I
10:20 ~ 17:00
これからの食マーケティング (I1~I4通し)
I1
10:20 ~ 11:40
購買データに基づく消費者のトレンドと今後の商品開発
(株)東急エージェンシー 買場ソリューション部
村上 健太
バーコードスキャンパネル調査の購買データを用いて、直近特に震災後における食品・飲料で伸張している商品の傾向を見ていく。ここから消費者の生活スタイルやニーズの傾向を探り、今後の商品開発の方向性を考える。
I2
12:40 ~ 14:00
最新米国機能性食品事情―エナジー食品市場の成長と日本市場への応用―
(株)グローバルニュートリショングループ
代表取締役 武田 猛
米国ではエナジードリンクの市場規模が10年間で約20倍の$5,815M(2010年)にまで急成長した。このトレンドはヨーロッパへも波及している。本講座では米国のエナジー食品市場を俯瞰し、その成長要因を分析し、日本市場への応用を提案する
I3
14:10 ~ 15:30
健康市場のトレンドを追う”キーワードと注目される食品素材”
日経BP社 ライフスタイル局
プロデューサー 西沢 邦浩
中核消費者として健康市場の行方を左右するのが30~ 50代の女性層。『日経ヘルス』はこの層を動かす基本的キーワードがあると考えている。それは何か。また、今、彼女たちの心をとらえつつあるトレンドは?震災後の健康不安対策も色濃く影を落とす健康市場。この揺れ動く市場で、エビデンス開発も進行しつつあり、今後脚光を集めそうな食品素材を探る。
I4
15:40 ~ 17:00
ソーシャルメディアの活用と機能性食品への応用
(株)アイ・エム・ジェイ マーケティング本部
チーフコンサルタント 高見 俊介
ソーシャルメディアの活用がビジネスの大きな課題となりつつある。その中で機能性食品業界はいかにソーシャルメディアに取り組んでいくべきか。ソーシャルメディア活用における基本的な考え方を紹介した上で、機能性食品業界での応用について分かりやすく解説する。
J. 表示・規制への対応
J1
10:20 ~ 11:20
栄養表示義務化に向けた動きと課題
消費者庁食品表示課
米倉 礼子
わが国でもいよいよ栄養表示義務化に向け、制度改正の方向性が打ち出された。表示の対象は加工食品だけでなく、栄養成分を強調した生鮮食品も加えられそうだ。本講座では新制度に向けた大枠と今後の課題について言及する。
J2
11:30 ~ 12:30
海外事例にみるわかり易い栄養表示と日本の課題
国際生命科学研究機構
浜野 弘昭
海外では栄養表示をいち早く義務化し、消費者にわかり易いような表示の工夫をしている例が多く見られる。これらの事例を紹介し、今後の栄養成分を含む食情報の伝達法について言及する。
J3
13:00 ~ 14:00
最近の違反事例からみる景品表示法の留意点
消費者庁表示対策課
景品・表示調査官
水村 豊
景品表示法は商品表示だけでなく、チラシ、インターネット、TVによる広告など広範囲にわたり関係し、虚偽・誇大な表現だけでなく、産地、ブランド、無添加など食品でもよく見られる表現で違反となることがある。本講座では最近の違反事例から食品広告で注意しなければならないポイントを紹介する。
K. 乳酸菌研究の新機軸・細胞外多糖類EPS・BPSの機能性
K
14:10 ~ 17:00
乳酸菌研究の新機軸・細胞外多糖類EPS・BPSの機能性 (K1,K2通し)
従来の腸内菌叢改善に留まらず、近年は乳酸菌の免疫賦活機能が注目されているが、それとともに乳酸菌の細胞外多糖類にスポットが当てられ始めた。本講座では解明され始めた乳酸菌の細胞外多糖(EPS・BPS)の構造と機能性について第一線の研究者から報告をきく。
K1
14:10 ~ 15:30
ビフィズス菌産生多糖の構造と機能
大阪府立大学大学院 生命環境科学研究科
教授 北村 進一
ビフィズス菌BifidobacteriumlongumJBL05は、菌体外に、ガラクトース、グルコース、ラムノースからなる新規の多糖を産生する。この多糖を用いた動物実験により、腸管におけるパイエル板免疫調節作用が認められ、経口投与することにより、アレルギーを抑制する作用が認められた。この多糖は、すでに保湿成分として化粧品に使用されているが、今後は、アレルギー抑制効果をもつ化粧品、医薬部外品、健康食品等への応用も期待される。
K2
15:40 ~ 17:00
乳酸菌細胞外多糖類の構造と機能性
帯広畜産大学 畜産衛生学研究部門 食品衛生学分野
准教授 福田 健二
食品業界で幅広く利用されている乳酸菌。その中には、菌体の外に多糖類を分泌するものが存在する。これまでに得られた知見をもとに、乳酸菌多糖類の利用可能性について、その構造と機能性を中心に解説する。
L. 食品工場の問題解決
L
10:30 ~ 12:00
食品工場における各種問題解決の実際
シーアンドエス(株)
伊藤 壽康
食品工場で日々直面する微生物、異物混入、食物アレルゲンなどの問題にどのように対応したらよいのか。また、その予防・防止のための清掃・洗浄の方法やその仕組みづくりなど多くの食品製造現場の問題解決の実践を通して、食品工場に共通した問題解決事例を紹介する。
M. QOLを高める機能性食品の開発と評価法
M
12:50 ~ 17:00
QOLを高める機能性食品の開発と評価法
12:50-13:50
高齢者、メタボ対策の運動とサプリメンテーション
福岡大学 身体活動研究所所長 教授 田中 宏暁
高齢者の介護予防と健康増進、メタボリックシンドロームに代表される生活習慣病予防対策は運動が中心である。ヒトは走運動を失ったからこそ健康阻害に悩まされていると考えることができる。走ることを取り戻すことをサポートするサプリメンテーションの開発について言及する。

13:50-14:50
呼気を用いた食品の機能性評価
東邦大学 総合診療・救急医学講座 教授 瓜田 純久
安定同位体13Cで標識した食品を投与し、呼気中13CO2を測定する呼気試験では、基質を工夫することで、消化吸収の情報が得られる。いくつかの機能性食品のエビデンスを示し、新たな可能性のある食品について述べる。

15:00-16:00
睡眠脳波計測と睡眠評価システム
(財)大阪バイオサイエンス研究所 研究部長 裏出 良博
実験動物用の睡眠測定システムを応用し、自宅や旅先で容易に睡眠計測が行えるヒト用の簡易型睡眠脳波計を開発した。睡眠覚醒を調節する機能性食品や快眠グッズの開発と評価に利用できる本システムを紹介する。

16:00-17:00
口腔領域における機能性食品の開発で解決すべき課題
―齲蝕、歯周疾患及び口臭を対象として
鶴見大学 歯学部 探索歯学講座 教授 花田 信弘
生活習慣病を対象とする食品開発において、摂取効果を評価する為の評価項目(エンドポイント)は短期間で評価できる暫定的な項目が採用される。口腔領域における評価項目の設定方法と今後の課題について述べる。